18金の遺品を売る前にすること|仕分け・家族の合意・査定の受け方

18金の遺品を売る前に仕分けるための、宝石箱と小分けの袋とルーペ

当サイトの記事は、国税庁・警察庁・消費者庁・造幣局など公的機関の情報、田中貴金属工業の公表価格、日本ジュエリー協会の表示規定、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金価格・買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。

遺品整理をしていたら、18金の品がいくつも出てきた、という方もいますよね。『これは本物?』『売ってしまっていいの?』と手が止まってしまうのも自然なことです。

結論から言うと、18金の遺品を売る前には「刻印で仕分ける」「家族と話して残す品を決める」「査定の受け方を選ぶ」の3つをしておくと安心です。この記事では、その進め方を順番にお伝えします。

18金を売りたい人

祖母の遺品から、金色のアクセサリーがたくさん出てきました。どれが18金なのかも分からないんですが、何から始めればいいですか?

案内役

まずは刻印を見て、ざっくり仕分けるところから始めましょう。売るかどうかを決めるのは、そのあと家族と話してからで大丈夫ですよ。

目次

まずは刻印で仕分ける

先に結論

留め具や内側に「K18」「750」「18K」などの刻印があるかを見ます。「GP」「GF」の文字が並んでいる物は、金めっきや金張りの表記です。

18金は、純金を24とした時の18で、金が75%の合金です。千分率では「750」と表します。造幣局のホールマーク(日の丸とひし形の中の数字)で750が入っている物は、K18と同等です。

ただ、ホールマークは任意の制度で、マークの無い製品もたくさんあります。マークが無いから偽物、ということではないんです。

見つけた刻印読み方売る時の扱い
K18・750・Au75018金(金75%)18金として査定される
18K(数字の後にK)海外で使われることがある書き方店によっては1つ下の品位で扱われることがある
K18GP・GP金めっき金として買い取らない店もある
GF・RG金張り金めっきと同じく店ごとに扱いが違う
刻印が無い・読めない品位が分からない機械で調べて査定する店もある

刻印の読み方は18金の刻印の種類と意味|K18・750・18Kの読み方と刻印の場所で詳しく扱っています。

石付き・壊れた品も、捨てずに分けておく

石が付いた品や、チェーンが切れた品、片方だけになった品も出てきますよね。こうした品も、捨てずに別の袋に分けておきましょう。

おたからや・買取大吉・コメ兵・なんぼや・七福神などは、刻印なし・壊れた品・少量も査定すると公式に書いています。一方で、田中貴金属のRE:TANAKAは石やブランドを評価せず、石は外して返す方式です。

仕分けの4つの袋
  • 刻印がK18・750の品
  • 18Kなど数字の後にKがある品
  • GP・GFなどの表記がある品
  • 刻印が無い・読めない品、石付きの品
18金の遺品を刻印で仕分ける方法の図解

家族と話して、残す品を決める

仕分けができたら、売る前に家族と話す時間を取りましょう。形見として残したい品は、人によって違うんです。

『自分が整理を任されたから、決めていいよね』と思うかもしれません。ただ、あとから「あの指輪は残してほしかった」と言われると、取り返せないこともあります。

話し合いの進め方
  1. 仕分けた品を写真に撮って、家族に見せる
  2. 残したい品があるかを1人ずつ聞く
  3. 誰が受け継ぐか、売るなら誰が持ち込むかを決める
  4. 売ったお金をどう使うか、分けるかを決める

例えば、写真を送る時に「この中で残したい物があったら教えてね」と一言添えるだけでも、話が進みやすくなります。

残す品は、どうやって決める?

『全部大事に思えて、決められない』という方も多いはずです。迷った時は、次のような見方で分けてみるのも1つの方法です。

見方残す側に入れやすい品手放す側に入れやすい品
思い出よく身に着けていた姿を覚えている品箱にしまわれたままだった品
使い道家族の誰かが身に着けたい品壊れていて使えない品
形1点物で替えがきかない品同じような品が何点もある物
18金を売りたい人

迷った品は、とりあえず全部残しておいた方がいいですか?

案内役

急いで決めなくても大丈夫ですよ。迷う品は一度残しておいて、売る品から先に査定を受けるという順番でも、まったく問題ありません。

遺品は相続財産の1つとして考えることになります。相続の確かめ方は相続した18金を売る|手続き・評価・税金の確かめ方で扱っています。

査定の受け方を選ぶ

遺品の量が多いと、店に持ち込むのも大変ですよね。査定の受け方には、店頭・出張・宅配などがあります。

店頭で査定を受ける
  • 目の前で計量や確認を見られる
  • その場で疑問を聞きやすい
出張で査定を受ける
  • 重い物や量が多い時に家で済む
  • 訪問購入のルールを知っておきたい

出張買取は、特定商取引法の「訪問購入」に当たります。自分から頼んでいない業者が家で勧誘することは禁止されていて、法定の書面を受け取った日から数えて8日以内ならクーリング・オフができます。

『電話で「不用品を見に行きます」と言われた』という時は、そのまま家に上げないようにしましょう。困った時は消費者ホットライン「188」に相談できます。

出張買取の流れは18金の出張買取|家で査定してもらう時の流れと注意、何点もまとめて査定を受ける時の準備は18金を何点もまとめて売る時の準備|仕分けと査定の受け方で確認できます。

よくある相談:遺品の18金を売る時

Yahoo!知恵袋から、遺品の18金についての相談を3つ選んで要約しました。

18Kと刻印された品を、提示された金額で売っていい?

「祖母の遺品から18Kと刻印された金のアクセサリーが出てきた。買取店で金額を言われたが、妥当か分からない」という相談です。

案内役

妥当かどうかは、重さと1gあたりの単価が分からないと判断できません。まずは「何gで、1gいくらで計算しましたか」と店に聞いてみましょう。

目安を自分で出すなら、重さに単価を掛けます。田中貴金属工業が2026年10月20日17時に発表したK18のリサイクル価格(税込・1gあたり)は15,214円で、例えば5gなら76,070円の計算です。

ただし18Kのように数字の後にKがある刻印は、店によっては1つ下の品位で扱われることがあります。石の重さが引かれることもあるので、計算どおりに売れるとは限りません。

比重で判定できないと言われ、買い取ってもらえなかった

「祖母から譲り受けた18金の品を店に持って行ったが、比重で判定できず買い取ってもらえなかった」という声もありました。

店によって、品位の調べ方は違います。蛍光X線分析装置やX線検査機で調べると公式に書いている店もあるので、ほかの店で相談してみるのも1つの方法です。

葬儀の費用に充てたいので、急いで売りたい

「父の遺品に金やプラチナのアクセサリーがたくさんある。費用の足しに売りたい」という相談もありました。

急ぐ時ほど、残したい品を家族に確かめる一言だけは省かないでおきましょう。1点ずつの重さと金額が分かる明細をもらっておくと、あとで家族に説明しやすくなります。

売る前の最後の確認

よくある失敗

仕分けをせずに袋ごと持ち込むと、石付きの品やめっきの品が混ざって、何がいくらだったか分からなくなりがちです。売る前に袋を分けて、1点ずつ金額を聞いてみてください。

遺品の18金は、思い出と一緒にある品ですよね。だからこそ、品物ごとの金額を知ったうえで、家族が納得できる形で手放すのがいちばんです。

まずは手元の品がいくらになるか、査定で確かめてみてください。

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18金の査定額を確かめる

18金の品は、店頭でその日の金相場をもとに1点から査定を受けられます。出張査定も選べるので、金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

18金の遺品を売る前の確認事項の図解

よくある質問

18金の遺品を売る前に何をすればいいですか?

刻印で仕分ける、家族と話して残す品を決める、査定の受け方を選ぶ、の3つをしておくと安心です。誰の名前で売るかも決めておきましょう。

刻印が無い遺品の金の品も売れますか?

刻印が無い品も査定すると公式に書いている店があります。一方で、品位が特定できない物は買い取らないと書いている店もあるので、事前に確かめてください。

GPやGFと刻印された遺品は18金ですか?

GPは金めっき、GFは金張りの表記で、K18の文字が入っていても18金の地金とは違います。扱いは店ごとに違います。

出張買取で遺品を見てもらう時の注意は?

出張買取は訪問購入に当たり、法定の書面を受け取った日から数えて8日以内ならクーリング・オフができます。自分から頼んだ業者だけを家に呼びましょう。

まとめ

この記事の要点
  • まずは刻印で仕分け、GP・GFや刻印なしの品は分けておく
  • ホールマークが無いから偽物、ということではない
  • 売る前に家族と話して、残す品と誰が売るかを決める
  • 出張買取は訪問購入で、クーリング・オフの決まりがある
  • 提示額は重さと1gあたりの単価を聞いて確かめる
  • 1点ずつの明細をもらい、家族に説明できるようにする

18金を売る前に知っておきたいことは、18金買取ガイド|今日の1g価格の見方・計算・手数料・税金・売る店の選び方にまとめています。

18金買取.jp

18金買取.jp 編集部

手元の18金(K18・750)の品を納得して手放すために、今日の1gあたりの価格の見方、計算の仕方、刻印とメッキの見分け方、石付き・壊れた品の扱い、手数料、税金、売る店の選び方を、公的機関の情報と各社の公式情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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