当サイトの記事は、国税庁・警察庁・消費者庁・造幣局など公的機関の情報、田中貴金属工業の公表価格、日本ジュエリー協会の表示規定、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金価格・買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。
18金の品を売ると決めたものの、くすんでいたり、黒ずみが付いていたり。『このまま持っていくのは失礼かな』『磨いたほうが高くなる?』と迷いますよね。
結論から言うと、売る前の18金の手入れは、柔らかい布で軽く拭く程度で十分です。18金の査定は重さと純度が中心なので、ピカピカに磨いても金の量は増えないんです。この記事では、売る前にしておくといい手入れと、やらないほうがいいことをお伝えします。
18金のアクセサリーを売る前に、重曹で洗ってきれいにしようと思っています。やっておいたほうがいいですか?
売る前なら、無理に洗ったり磨いたりしなくて大丈夫ですよ。査定で見られるのは、主に重さと純度だからです。
18金の査定は「重さ」と「純度」が中心
18金の買取金額は、K18の1g価格に、金の部分の重さを掛けて出すのが基本です。表面の汚れを落としても、18金として入っている金の量は変わりません。
例えば田中貴金属のRE:TANAKAは、当日の品位別のリサイクル価格に、貴金属部分の重さを掛けた金額が買取金額になると案内しています。重さは石や付属品を外して0.01g単位で量り、0.1g単位に切り上げて計算する、という説明です。
素材としての目安は、田中貴金属工業が2026年10月20日17時に発表したK18のリサイクル価格(税込・1gあたり)15,214円です。記事執筆日時点の参考値です。
| 金の部分の重さ | K18リサイクル価格15,214円/gで計算 |
|---|---|
| 1g | 15,214円 |
| 3g | 45,642円 |
| 5g | 76,070円 |
これは計算上の目安で、この金額で売れるという意味ではありません。実際の代金は、店の当日の単価や、石・パーツの重さ、手数料で変わります。

査定で何が見られるかは、18金の査定で見られること|重さ・刻印・純度・石で詳しく紹介しています。
汚れがあると査定額は下がる?店の記載を見てみる
『汚れていると安くされるのでは』という心配は、よく聞かれます。実は、店によって書き方が少し違うんです。
| 店 | 汚れ・状態についての公式の記載 |
|---|---|
| 大黒屋 | キズや汚れがあったり、保証書や箱・付属品がなくても査定額が下がることはない |
| 買取大吉 | どんな状態でも買取可能(変色・汚れがある品も)。一方で、高く売るポイントとして「汚れが目立つとマイナス評価」 |
| おたからや | 黒ずんでいる品も「買取強化中」の状態として挙げている |
| なんぼや | 状態によってはスクラップ扱いになり、買取価格に大きく影響する可能性がある |
| RE:TANAKA | デザインやブランドなど、貴金属以外の価値は評価しない |
金として評価する部分は、汚れで変わりません。一方で、デザインや品物としての価値も見る店では、見た目の状態が評価に関わることがあります。
だからこそ、売る前は「軽く拭いて、見た目を整えておく」くらいがちょうどいいんです。
デザインも見てもらえるなら、磨いたほうが得になりませんか?
軽く拭くのは良いと思います。ただ、自分で強く磨くと細かい傷が増えることもあります。きれいにしたい気持ちはほどほどにしておきましょう。
売る前にしておきたい18金の手入れ
売る前の手入れは、次の手順だけで十分です。5分もあれば終わりますよ。
- 柔らかい布で、ほこりや皮脂を軽く拭き取る
- 汚れが気になる時は、ぬるま湯にくぐらせて指の腹でなでる
- 柔らかい布で水気を押さえるように拭き、しっかり乾かす
- 1点ずつ小袋や布に包んで、こすれないように持っていく
持っていく時に品どうしがぶつかると、新しい傷がつくことがあります。ジッパー付きの袋に1点ずつ入れておくと、店で出す時も見せやすいですよ。
刻印のまわりは特にやさしく
刻印は、店が18金かどうかを見る手がかりのひとつです。こすりすぎて刻印が見えにくくならないよう、刻印のまわりは拭くだけにしておきましょう。
刻印が薄れていても、蛍光X線分析装置などで純度を測れると案内している店もあります。読めない刻印を無理にはっきりさせる必要はありません。
重曹・研磨剤・クリーナーを使う前に
ここが大事なところです。家にあるもので手軽にきれいにしようとして、かえって傷めてしまうことがあります。
- 研磨剤入りのクロスや歯みがき粉で強くこする
- 重曹や酢、洗剤など手元にあるものに浸けおきする
- 針や爪で、すき間の黒ずみをかき出す
- 石が付いたまま、熱いお湯や液体に長く浸ける
重曹やクリーナーが18金に使えるかどうかは、品の状態や石の種類によって違うので、ここでは「使ってよい」とは言い切れません。市販のジュエリークリーナーを使う場合は、説明書きで18金や石付きの品に使えるかを確かめてからにしましょう。
『せっかくだから元の輝きに戻したい』という気持ちも分かります。ただ、売る前なら、そこまで頑張らなくて大丈夫ですよ。
変色や黒ずみの原因は、18金の変色|原因と、変色した18金の買取で詳しく紹介しています。
石付きの18金は、手入れも石の取り外しも慎重に
石が付いた18金の品は、手入れの仕方に少し気をつけたいところです。
店によって石の評価が違う
石の扱いは店によって違います。RE:TANAKAは石の価値を評価せず、石は外して返すと案内しています。日本マテリアルは、ブランドやデザインは評価しないものの、ダイヤ・色石は評価すると書いています。
おたからや・大黒屋・なんぼや・買取大吉・七福神・ザ・ゴールドは、宝石の価値も査定すると書いています。
自分で石を外すかどうか
RE:TANAKAは、付属品は可能な限り外して返すものの、外す時に傷がつく場合があるとしています。そのため、石に傷をつけたくない時は自分で外してから持ってきてほしい、と案内しています。
ただ、自分で外すと石や台を傷めることもあります。石も査定する店に持ち込むなら、石を付けたまま見てもらうのが自然です。
- 持ち込む店が石も査定するかを公式サイトで見る
- 石がゆるんでいないかを見てから持ち運ぶ
- 液体に浸ける手入れはしない
- 外した石がある時は、なくさないよう一緒に袋に入れる
石付きの品の扱いは、石付き・ダイヤ付きの18金の買取|石の重さは引かれる?にまとめています。
よくある相談:売る前に18金をきれいにしたほうがいい?
Yahoo!知恵袋には、売る前の手入れについての相談も見られます。よく似た相談を3つ選びました。
重曹で浸けおきしても大丈夫?
「重曹を溶かしたお湯に18金のアクセサリーを浸けおきしたらどうなるか」という相談です。
重曹が品にどう作用するかは、品の状態や一緒に付いている石によって違います。売る前の手入れとしては、浸けおきまでしなくて十分です。柔らかい布で拭く程度にしておきましょう。
赤茶に変色したものは、クリーナーで落としてから売るべき?
「赤茶っぽく変色した18金を、市販のクリーナーできれいにしてから売るべきか」という相談です。
表面の色が変わっていても、18金の金の量は同じです。無理に色を戻すより、そのまま見てもらうほうが傷の心配がありません。
黒ずんだまま持っていくのは失礼?
「黒ずんでいるけれど、そのまま持っていっていいのか」という相談です。
失礼なことはまったくありません。おたからやのように、黒ずんでいる品も買取強化中の状態として挙げている店もあります。気になるなら、店で「拭いただけで持ってきました」と一言添えれば十分ですよ。
手入れが済んだら、今日の価格で見てもらう
軽く拭いて袋に入れたら、売る準備はほぼ整っています。あとは本人確認書類を用意して、今日のK18の1g価格を見ておきましょう。
店で聞く時は、こんな言い方が便利です。
「何gで、1gいくらの計算ですか」
「この金額から引かれるものはありますか」
査定料がかからない店なら、金額を聞いてから売るかどうかを決められます。売るかどうかは、ご自身の使い道と今日の価格で決めてください。
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18金の査定額を確かめる
18金の品は、店頭でその日の金相場をもとに1点から査定を受けられます。出張査定も選べるので、金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

18金を売る全体の流れは、18金買取ガイド|今日の1g価格の見方・計算・手数料・税金・売る店の選び方で詳しく紹介しています。
よくある質問
売る前に18金を磨くと、買取価格は上がりますか?
金として評価する部分は、磨いても変わりません。18金の買取はK18の1g価格と金の部分の重さで計算するのが基本です。軽く拭いて見た目を整える程度で十分です。
汚れたままの18金を持っていってもいいですか?
大丈夫です。変色や汚れがある品も買い取ると書いている店は多くあります。ただ、デザインも評価する店では状態が見られることがあるので、軽く拭いておくと安心です。
重曹で18金を洗っても大丈夫ですか?
品の状態や石の種類によって違うので、言い切れません。売る前なら浸けおきはせず、柔らかい布で拭く程度にしておきましょう。
石付きの18金は、石を外してから売るべきですか?
石も査定する店なら、付けたまま持ち込むのが自然です。石を評価しない店では外して返されますが、外す時に傷がつく場合があると案内されています。
まとめ
- 18金の査定は重さと純度が中心で、磨いても金の量は増えない
- 売る前の手入れは、柔らかい布で軽く拭く程度で十分
- 研磨剤や重曹の浸けおきは、傷や石の傷みにつながることがある
- 石付きの品は、石を査定する店かどうかを見てから持ち込む







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