当サイトの記事は、国税庁・警察庁・消費者庁・造幣局など公的機関の情報、田中貴金属工業の公表価格、日本ジュエリー協会の表示規定、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金価格・買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。
ダイヤや色石が付いた18金の品を売る時、石の分はどうなるのか、重さに入るのか引かれるのか、気になりますよね。
結論から言うと、宝石付きの18金の買取では、金の部分と石を分けて考えるのが基本です。石の重さは18金の重さから外し、石の価値を評価するかどうかは店ごとに違うんです。この記事では、その仕組みと、売る前に確かめておきたいことをお伝えします。
ダイヤが付いた18金の品を売ろうと思っています。ダイヤの分も値段に入るんでしょうか?
店によって違います。金の部分だけを評価する店もあれば、ダイヤの価値も見てくれる店もあるんです。まずは、金と石をどう分けて計算するかから見ていきましょう。
宝石付きの18金は、金の部分と石を分けて考える
18金の単価を掛けるのは、石を除いた金の部分の重さです。石は「重さから外す物」で、その価値を別にプラスするかどうかは店ごとに決まります。
18金の金額の目安は、1gの単価×金の部分の重さで出します。石が付いていれば、その重さは18金ではないので、単価を掛ける対象から外れるんです。
石の重さは引かれる?店の量り方
田中貴金属のRE:TANAKAは、宝石や付属品を取り外し、特定計量器で0.01g単位で量ると書いています。外した宝石などの付属品は返してくれます。
日本マテリアルも、石などの付属品を取り外して、専用の計測器で正確な重さを量ると書いています。大黒屋は、まず重さを量って金としての買取価格を決め、宝石の価値に合わせてプラスできる物はプラスする、という書き方です。
コメ兵の計算ツールには、買取の対象は製品の貴金属部分のみで、宝石など付属物が含まれている場合は金額が計算できない、という注意書きがあります。石付きの品は、計算ツールでは目安が出しにくいということですね。
地金の部分で計算するとこうなる
例えば、家で量った総重量が4gで、そのうち金の部分が3gだったとします。単価を掛けるのは3gのほうです。
| 金の部分の重さ | RE:TANAKA K18リサイクル価格15,214円/gで計算 | おたからや K18参考買取相場17,203円/gで計算 |
|---|---|---|
| 2g | 30,428円 | 34,406円 |
| 3g | 45,642円 | 51,609円 |
| 5g | 76,070円 | 86,015円 |
単価は、田中貴金属工業が2026年10月20日17時に発表したK18のリサイクル価格(税込・1gあたり)と、おたからやの同日14時時点のK18参考買取相場です。記事執筆日時点の参考値で、この金額で売れるという意味ではありません。
総重量で計算すると、目安が高く出る
石の重さを含めた総重量で計算すると、目安の金額は実際より高く出ます。例えば総重量4gでRE:TANAKAの単価を掛けると60,856円ですが、金の部分が3gなら45,642円です。
この差の15,214円は、石の重さ1g分にあたります。『思ったより安い』と感じた時は、まず石を除いた重さで計算し直してみてください。
家で量った重さと店の重さの違いは、18金の重さの量り方|キッチンスケールで足りる?家と店で違う理由で詳しく紹介しています。

石の価値を評価するかは店ごとに違う
『ダイヤが付いているんだから、その分高くなるはず』と思う方も多いはずです。実は、ここが店によっていちばん違うところなんです。
各店の公式サイトの書き方を並べてみます。2026年10月21日に確認した内容です。
| 店 | 石・宝石の扱い(公式サイトの書き方の要約) |
|---|---|
| 田中貴金属 RE:TANAKA | デザイン・ブランド・石の価値(ダイヤモンド、色石、パール類など)は評価しない。地金部分のみを評価 |
| 日本マテリアル | ブランドやデザインは評価しない。ダイヤモンドは4Cに基づき評価し、色石も評価する |
| おたからや | 宝石が付いていれば、宝石の価値も含めて査定する |
| 大黒屋 | 重さで金の価格を決め、宝石の価値や質に合わせてプラスできる物はプラス |
| なんぼや | 金自体の価格に加えて、ダイヤモンドやエメラルド・ルビーの宝石価値も査定 |
| 買取大吉 | 素材・宝石・デザインの価値まで含めて査定 |
| 七福神 | メレダイヤモンドでも合計0.1ct以上あれば買取可能。デザイン性やブランド価値を上乗せ |
| ザ・ゴールド | GIAの鑑定資格「GG」を持つ宝石鑑定士が多数在籍。ダイヤや色石付きはさらに高価買取が可能 |
この表は、石の扱いの違いを見るための物で、どこが高く買うかを決める物ではありません。同じダイヤでも、大きさや質で評価は変わります。
表は2026年10月21日に各社の公式サイトで確認した内容です。売る時は、その店の最新の案内を一度読んでから行くと安心です。
日本マテリアルの「4C」とは
日本マテリアルは、ダイヤモンドを4C(カラット、カラー、クラリティ、カット)に基づいて評価すると書いています。重さだけでなく、色や透明度、カットも見るということです。
同じ大きさのダイヤでも評価が変わるのは、この4つの見方があるからなんです。鑑定書があれば、査定の時に一緒に見せてみましょう。
台がメッキの時は扱いが変わる
石が付いた台が18金ではなく、K18GPのような金めっきのこともあります。K18GPはK18の文字が入っていても金めっきの品で、18金の単価では計算されません。
RE:TANAKAはメッキ品を買い取らないと書いています。一方、おたからやは金メッキ製品も査定し、宝石が付いていれば宝石の価値も含めて査定すると書いています。台の刻印が読みにくい時は、店で確かめてもらいましょう。
評価しない店で売る時の考え方
RE:TANAKAのように石を評価しない店は、金の部分だけで金額が決まります。単価×重さで計算しやすく、石は手元に返ってくる、という形です。
石を手元に残したい人や、石は別の機会に考えたい人には分かりやすい売り方です。RE:TANAKAは、ダイヤモンド等の宝石類の買取も一切行っていないと書いています。
評価する店で売る時の考え方
石を評価する店では、金の分に石の分が上乗せされることがあります。ただ、石の分がいくらかは、実物を見てもらわないと分かりません。
査定額を聞いたら、「金の分がいくらで、石の分がいくらですか?」と分けて聞いてみてください。分けて聞けば、別の店と比べる時にも迷いません。
ブランドの品の考え方は、ブランドの18金は地金とブランドどちらで売る?で紹介しています。
石は外して返してもらえる?
石を評価しない店で売る時は、石がどうなるのかも気になりますよね。ここは、外す時の傷のことも合わせて知っておきたいところです。
外して返してくれるが、傷がつくことも
RE:TANAKAは、付属品は可能な限り外して返却するとしつつ、品物によっては外せない場合や、外す時に傷が付く場合があると書いています。付属品に傷を付けたくない時は、自分で外してから持ってきてほしい、という案内です。
日本マテリアルも、付属品は返すが、取り外しの時に傷がつくことがあると書いています。
思い出のある石や、また使いたい石が付いている時は、査定の前に「この石は残したい」と伝えておきましょう。自分で外すか、宝石店などに頼むかは、品物を見てから決めても遅くありません。
自分で外すか、店に任せるか
RE:TANAKAは、付属品に傷を付けたくない時は自分で外してから持ってきてほしいと案内しています。ただ、石の留め方は品物ごとに違うので、無理に外そうとしないことも大切です。
自分で外すのが不安な時は、そのまま持っていって、店で外し方や傷の心配を聞いてから決めましょう。石を一緒に売るつもりなら、外さずに持っていけば十分です。
店で伝えておきたいこと
店で使える言い方の例です。
「石は売らずに持ち帰りたいので、外した後に返してもらえますか?」
「石を外す時に傷がつくことはありますか?」
石を外した後の18金の部分は、どう計算されるんですか?
外した後の金の部分を量って、その日のK18の単価を掛けます。石が無くなった分だけ重さは軽くなりますが、18金としての単価は変わりませんよ。
小さなメレダイヤや色石・パールの扱い
小さなダイヤがたくさん付いた品や、色石・パールの付いた品もありますよね。こうした石の扱いも、店で書き方が違います。
小さな石は、重さでの買取になることも
大黒屋は、付いている宝石が小さい場合、重さでの買取価格になることがほとんどだと書いています。小さな石は、金の分だけの評価になりやすいということです。
一方、七福神はメレダイヤモンドでも合計0.1ct以上あれば買い取れると書いています。日本マテリアルも、小さなメレダイヤやルース(裸石)も買い取ると書いています。
- 刻印がどこにあり、K18や750と読めるか
- 石の種類が分かる書類や保証書があるか
- 石が外れかけていないか、取れた石が別にないか
- 石を残したいか、一緒に売りたいかを決めておく
小さなダイヤがたくさん付いた品なんです。全部まとめて見てもらえますか?
見てもらえますよ。ただ、小さな石は重さだけの評価になる店もあります。石の分をどう見るかを、査定の時に聞いてみてください。
石が取れてしまった品も売れる
石が取れて台だけになった18金も、金の部分として売れます。おたからやは「石が取れている」状態の品も買取の対象として挙げています。
日本マテリアルは石の取れたリングも買い取ると書き、堀田商事も石が取れている物を地金の価値として買い取ると書いています。取れた石が手元にあれば、一緒に持っていくと話が早いです。
壊れた品の扱いは、壊れた18金は売れる?切れた・片方だけの品を売る時の確かめ方で詳しく紹介しています。
色石やパールの付いた18金
RE:TANAKAは、色石やパール類も評価しない物として挙げています。こうした品も、金の部分の重さで金額が決まる形です。
石を評価する店で売るなら、パールや色石を見てもらえるかを先に聞いてみましょう。保証書や鑑定書があれば、一緒に持っていくと話が早いですよ。
大黒屋は、保証書や箱・付属品が無くても査定額が下がることはないと書いています。書類が見つからなくても、そのまま持っていって大丈夫です。
保証書や箱が無い時の扱いは、保証書や箱が無い18金は売れる?付属品の扱いで紹介しています。

宝石付きの18金の売り方の選び方
ここまで見てきたように、石の扱いで売り方の向き不向きが変わります。自分がどちらを大事にしたいかで考えると、選びやすいですよ。
- 石は手元に残したい
- 単価×重さで、自分で計算して確かめたい
- 小さな石しか付いていない
- ダイヤや色石も一緒に売りたい
- 石の保証書や鑑定書がある
- 金の分と石の分を分けて聞いて比べたい
どちらを選ぶにしても、金の部分の単価と重さは同じように見られます。金の分だけで比べるなら、例えば金の部分3gで、RE:TANAKAのリサイクル価格なら45,642円、おたからやの参考買取相場なら51,609円という計算です。
ただ、この2つは価格の性格が違います。RE:TANAKAは鑑定料・手数料込みの価格で、おたからやは参考買取相場として出している目安です。
石を評価する店で売る時は、ここに石の分がいくら乗るのかを聞いて、合計で比べてみてください。プラチナなど別の金属と組み合わせた品は、K18とPt900のコンビの相場|買取価格はパーツごとに計算するで計算のしかたを紹介しています。
よくある相談:宝石付きの18金の買取
Yahoo!知恵袋にも、石付きの18金を売る時の相談が見られます。よく似た相談を3つ選びました。
ダイヤ付きの18金は、買取チェーンと田中貴金属の特約店のどちらが高い?
「ダイヤ付きの18金の品を売りたい。大手の買取チェーンと、田中貴金属の特約店のような所では、どちらが高値になるか」という相談です。
どちらが高いかは、品物と売る日の単価で変わるので言えません。ただ、仕組みの違いははっきりしています。
RE:TANAKAは石の価値を評価せず、金の部分だけをリサイクル価格で買い取ります。石を評価すると書いている店では、金の分に石の分が加わることがあります。
迷ったら、石を評価する店で「金の分」と「石の分」を分けて聞き、金の分だけをRE:TANAKAのリサイクル価格と比べてみてください。同じ物差しで並べられます。
石も付いたK18の品を売ったら、石の分が入っていないようだった
「K18と刻印された品を売りに行ったら、付いていた石の分が金額に入っていないようだった」という相談です。
金の部分だけを評価する店や、小さな石は重さでの買取になる店では、石の分は金額に入りません。大黒屋も、小さな宝石は重さでの買取価格になることがほとんどと書いています。
石の分が入っているかは、査定の時に聞けばその場で分かります。売った後なら、明細に石の評価が書かれているかを見てみましょう。
次に売る時は、査定額を聞いた段階で「石の分は入っていますか?」と一言聞いておくと安心です。明細の見方は、18金を売った時の明細・買取計算書|もらえない時と保管の仕方で紹介しています。
デザインやダイヤが入った18金のほうが価値がある?
「18金の品は、デザインやダイヤが入っているほうが価値があるのか。シンプルな物と比べてどうか」という相談です。
素材としての価値は、金の部分の重さと純度で決まります。ダイヤやデザインを評価するかどうかは店ごとで、評価する店では上乗せされることもあります。
シンプルな品は金の部分が多く、ダイヤ入りの品は石の分だけ金の部分が軽くなります。どちらが高いかは、品物ごとに見てもらうのがいちばんです。
売る前の準備と査定の受け方
最後に、宝石付きの18金を売る前の準備をまとめます。順番に進めれば、当日迷わずに済みますよ。
- 刻印を見て、K18や750の文字があるかを確かめる
- 家で総重量を量り、「石あり」とメモしておく
- 石を残したいか、一緒に売りたいかを決める
- 保証書や鑑定書があれば、一緒にまとめておく
- 査定では、金の分と石の分を分けて聞く
点数が多い時は、石付きの品と石の無い品を別の袋に分けておくと、査定の説明も聞きやすくなります。
査定で見られること全体は、18金の査定で見られること|重さ・刻印・純度・石の確かめ方で紹介しています。
石を評価する店でも、しない店でも、実物を見てもらわないと金額は出ません。査定料がかからない店で、今日の単価のまま一度見てもらうのが近道です。
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18金の査定額を確かめる
18金の品は、店頭でその日の金相場をもとに1点から査定を受けられます。出張査定も選べるので、金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。
売るかどうかは、ご自身の使い道と今日の価格で決めてください。18金の売り方全体は、18金買取ガイド|今日の1g価格の見方・計算・手数料・税金・売る店の選び方で紹介しています。
よくある質問
宝石付きの18金の買取で、石の重さは引かれますか?
18金の単価を掛けるのは金の部分の重さなので、石の重さは外して計算されます。RE:TANAKAや日本マテリアルは、石などの付属品を取り外して量ると書いています。
18金に付いたダイヤは評価してもらえますか?
店によって違います。RE:TANAKAは石の価値を評価しませんが、日本マテリアル・おたからや・大黒屋・なんぼやなどは宝石も評価すると書いています。
外した石は返してもらえますか?
RE:TANAKAや日本マテリアルは、外した付属品を返すと書いています。外す時に傷がつくことがあるので、大事な石は先に伝えておきましょう。
宝石付きの18金は、ネットの計算ツールで目安を出せますか?
出しにくいです。コメ兵の計算ツールには、宝石など付属物が含まれている場合は金額が計算できないという注意書きがあります。石を除いた金の部分の重さが分かれば、K18の1g価格を掛けて目安を出せます。
小さなダイヤしか付いていない時はどうなりますか?
大黒屋は、小さな宝石は重さでの買取になることがほとんどと書いています。七福神はメレダイヤでも合計0.1ct以上なら買い取れると書いているので、店ごとに聞いてみてください。
まとめ
- 宝石付きの18金は、金の部分の重さと石を分けて考える
- 18金の単価を掛けるのは、石を除いた金の部分の重さ
- 石の価値を評価するかどうかは店ごとに違う
- 石を残したい時は、外して返してもらえるか、傷がつかないかを先に聞く
- 査定では「金の分」と「石の分」を分けて聞くと比べやすい
- 石が取れた品や小さな石だけの品も、金の部分として売れる







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