当サイトの記事は、国税庁・警察庁・消費者庁・造幣局など公的機関の情報、田中貴金属工業の公表価格、日本ジュエリー協会の表示規定、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金価格・買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。
売ろうと思った18金の品が、保証書も箱も見当たらない。何十年も前に買った物や、家族から受け継いだ物だと、そもそも最初から無かったということも多いですよね。
結論から言うと、18金は保証書なしでも売れます。18金の買取は、金の純度と重さで計算するのが基本だからです。この記事では、付属品が金額に関わる場面と、残っていれば役立つ書類についてお伝えします。
母の18金のアクセサリーを売りたいのですが、保証書も箱もありません。これでは買い取ってもらえないでしょうか?
大丈夫ですよ。18金は刻印や機械で純度を確かめて、重さで計算するのが基本です。保証書が無くても、そのまま持っていって見てもらえます。
保証書なしの18金も、ふつうに売れる
18金の買取は、K18の1g価格×金の部分の重さで計算するのが基本です。保証書や箱は、金の量を決めるものではありません。
18金の品を店に持ち込むと、まず刻印を見て、必要なら機械で純度を確かめます。そのうえで金の部分の重さを量り、その日の単価を掛けて金額を出します。
保証書が無くても、この流れは変わりません。純度は品物そのものを調べて分かるので、書類で証明する必要がないんです。
店の公式サイトにもこう書いてある
大黒屋は公式サイトで、キズや汚れがあったり、保証書や箱・付属品が無くても査定額が下がることはない、と書いています。
田中貴金属のRE:TANAKAも、デザインやブランドなど貴金属以外の価値は評価せず、地金部分を評価して買い取ると案内しています。地金として見る店では、保証書の有無はそもそも計算に入らないんですね。
| 金額に関わること | 保証書・箱との関係 |
|---|---|
| 純度(K18・750など) | 刻印や機械で品物を調べて決まる |
| 金の部分の重さ | 店のはかりで量って決まる |
| その日の1g単価 | 店の当日の価格で決まる |
| 石・デザイン・ブランド | 評価する店では、付属品が見られることもある |
素材としての目安は、田中貴金属工業が2026年10月20日17時に発表したK18のリサイクル価格(税込・1gあたり)15,214円です。記事執筆日時点の参考値です。例えば金の部分が10gなら、計算上は152,140円になります。
これは計算上の目安で、この金額で売れるという意味ではありません。実際の代金は、店の当日の単価や、石・パーツの重さ、手数料で変わります。
付属品が金額に関わるのは、どんな時?
『じゃあ、保証書は全く関係ないの?』と思いますよね。実は、品物としての価値も見る店では、付属品が話に出てくることがあります。
デザインやブランドも見る店の場合
おたからやは、K18の買取価格は金相場をK18の純度に換算し、重さを掛けて出すと説明しています。そのうえで、デザイン性やブランドの人気、製品の状態、付属品の有無なども価格に影響すると書いています。
なんぼやも、相場×重量で査定するのが基本で、デザイン性に優れたものは製品そのものとして買い取るケースもある、と案内しています。
- 純度と重さで金額が決まる
- 保証書や箱が無くても計算は同じ
- 古い品や家族から受け継いだ品でも見てもらえる
- デザインやブランドも金額に入ることがある
- 付属品の有無が見られる店もある
- ブランドの品は、地金の金額と比べて決めたい
ブランドの18金なら、付属品は捨てずに
ブランドの18金の品で、保証書や箱が残っているなら、一緒に持っていくのがおすすめです。品物として評価する店では、話が早くなります。
もちろん、無くても地金としては売れます。ブランドの品をどちらで売るかは、ブランドの18金は地金とブランドどちらで売る?でくわしく紹介しています。
保証書はあるのに、箱だけ無くしてしまいました。持っていったほうがいいですか?
保証書だけでも、あるなら持っていきましょう。品物として見る店では役に立つことがありますし、地金として見る店でも困ることはありませんよ。

「付属品」という言葉には2つの意味がある
ここは少しややこしいところです。買取店の説明で出てくる「付属品」は、保証書や箱のことだけではありません。
RE:TANAKAは、ジュエリーに付いている石などを「付属品」と呼び、付属品は買い取らず、金・プラチナ・銀の地金部分だけを評価すると案内しています。外した石などは返してくれます。
| 呼び方 | 指しているもの | 金額への関わり |
|---|---|---|
| 書類・箱の付属品 | 保証書、鑑定書、箱、袋など | 品物として評価する店で見られることがある |
| 品物に付いた付属品 | 石、パール、金以外の留め具など | 外して量る店、石も評価する店がある |
店の説明を読む時は、どちらの意味かを確かめてみてください。『付属品が無いと安くなる』と書いてあっても、石の話をしている場合もあるんです。
RE:TANAKAや日本マテリアルは、ブランドやデザインの価値は評価しないと書いています(日本マテリアルはダイヤや色石は評価)。おたからや・大黒屋・なんぼや・買取大吉などは、宝石やブランドも査定すると書いています。
よくある相談:保証書なしの18金を売った時のこと
Yahoo!知恵袋にも、保証書や書類についての相談が寄せられています。よく似た相談を3つ選んでお答えします。
保証書なしの18金を出張買取で売ったら、相場の半分くらいだった
「保証書は無いが、刻印のある18金のアクセサリーを出張買取で売った。思っていた相場の半分くらいの金額だった」という相談です。
まず、保証書が無いこと自体が、金額を大きく下げる理由になるとは限りません。気になるのは、比べた「相場」が何の価格だったかです。
金の相場としてよく目にするのは、純金のインゴットの価格です。2026年10月20日17時の田中貴金属の金地金の店頭買取価格は22,773円でした。18金は金が75%なので、この数字と18金の単価をそのまま比べると、ずっと低く見えてしまいます。
納得できない時は、金額の内訳を店に聞いてみてください。「純度はいくつで、何gで計算しましたか」と確かめると、比べやすくなります。
自宅で売る出張買取は、特定商取引法の訪問購入にあたります。法定の書面を受け取った日から数えて8日以内なら、クーリング・オフができます。くわしくは18金の訪問買取とクーリング・オフ|押し買いと言われる時の対処で紹介しています。
売った時に、買取証明書のような書類を何ももらわなかった
「買取店で18金のアクセサリーを売ったが、領収書や買取証明書のような物を何ももらわなかった。これでいいのか」という相談です。
店によって、渡す書類は違います。日本マテリアルは、品位・重量などを書いた計算書を渡すと案内しています。RE:TANAKAは、現金で受け取る時に領収書に署名する流れです。
明細が欲しい時は、売る前に「計算書をもらえますか」と聞いておくと安心です。明細の受け取り方や保管の仕方は、18金を売った時の明細・買取計算書|もらえない時と保管の仕方にまとめています。
本人確認書類に、保険証は使える?
「金を売る時の身分証明書として、保険証はダメなのか」という相談です。
買取大吉は、令和7年12月2日から従来の健康保険証が身分証明書として認められなくなった、と案内しています。おたからやは、健康保険資格確認書を本人確認書類の一つに挙げています。
使える書類は店ごとに違うので、運転免許証やマイナンバーカードがあればそれを持っていくと話が早いですよ。
購入時の書類は、税金の時に役立つことがある
保証書が無くても売れる。ここまではいい話でした。ただ、もし購入時のレシートや保証書が残っていたら、捨てずに取っておいてほしい理由があります。
1個30万円を超える品は、譲渡所得の対象になる
国税庁のタックスアンサー「譲渡所得の対象となる資産と課税方法」では、生活に通常必要な動産を売った所得は課税されないとしています。ただし、貴金属や宝石などで、1個または1組の価額が30万円を超えるものは除かれます。
K18リサイクル価格15,214円/gで計算すると、30万円を超えるのは約19.7gからです。重い18金の品は、この線を超えることもあります。
取得費は「買った値段」のこと
譲渡所得は、国税庁のタックスアンサー「譲渡所得の計算のしかた(総合課税)」で、売った金額から取得費と譲渡費用を引いて計算するとされています。取得費とは、一般に購入代金のことです。
買った値段が分からない時は、所得税基本通達で、売った金額の5%を取得費にできるとされています。購入時の書類が残っていれば、実際の購入代金が分かるので、役に立つことがあるんです。
くわしくは買った値段が分からない18金の取得費|概算5%の考え方で紹介しています。
- 購入時のレシートや領収書
- 保証書や鑑定書(購入日や店が分かるもの)
- 売った時の計算書や明細
- 家族から受け継いだ品なら、いつ誰から受け継いだかのメモ
税金がかかるかどうかは、品物1個ごとの金額やその年のほかの所得などで変わります。迷う時は、税務署や税理士に相談してみてください。
保証書なしの18金を売る時の準備
最後に、保証書なしの18金を売る時の準備をまとめておきます。『書類が無いと恥ずかしい』と思う必要は全くありません。
- 刻印を見て、K18や750の品とそれ以外を分ける
- ブランドの品で付属品が残っていれば、一緒にまとめる
- 本人確認書類を用意する
- 店で純度と重さを確かめてもらい、金額の内訳を聞く
- 計算書や明細をもらい、取っておく
店で見られることは、18金の査定で見られること|重さ・刻印・純度・石にまとめています。
保証書が無くても、18金の金としての価値は同じです。まずはそのまま見てもらって、金額を聞いてから考えましょう。
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18金の査定額を確かめる
18金の品は、店頭でその日の金相場をもとに1点から査定を受けられます。出張査定も選べるので、金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。
査定料がかからない店なら、金額を聞いてから売るかどうかを決められます。売るかどうかは、ご自身の使い道と今日の価格で決めてください。18金の売り方全体は、18金買取ガイド|今日の1g価格の見方・計算・手数料・税金・売る店の選び方で紹介しています。

よくある質問
18金は保証書なしでも買い取ってもらえますか?
買い取ってもらえます。18金の買取は、刻印や機械で純度を確かめ、金の部分の重さで計算するのが基本です。大黒屋のように、保証書や箱が無くても査定額は下がらないと書いている店もあります。
箱だけ無くしてしまいました。金額は変わりますか?
地金として見る場合は、箱の有無で計算は変わりません。デザインやブランドも評価する店では付属品が見られることもあるので、保証書など残っている物は一緒に持っていきましょう。
刻印も保証書も無い18金は売れますか?
刻印の無い品も、機械で純度を測って査定する店はあります。ただ、日本マテリアルのように刻印が無く品位が特定できない品は買い取らない店もあるので、事前に確かめてください。
保証書は、売った後も取っておいたほうがいいですか?
購入時の書類は、取得費を確かめる時に役立つことがあります。売った時の計算書や明細と一緒に、しばらく保管しておくと安心です。
まとめ
- 18金は保証書なしでも売れる。純度と重さで計算するのが基本
- デザインやブランドも見る店では、付属品が見られることがある
- 「付属品」は石などを指すこともあるので、意味を確かめる
- 購入時の書類は、税金の取得費を確かめる時に役立つことがある
- 売った時は計算書や明細をもらって保管しておく







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